日本向けバイクパッキングの入門書 バイクパッキング入門レビュー
2019/09/02
日本向けバイクパッキングの入門書 バイクパッキング入門レビュー
さて以前に購入しましたがようやく読了したので感想を書きたいと思います。
こちらの書籍は私が以前から読んでいるシクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記のブロガーであり雑誌編集者でもある田村氏の著書であります。
自転車雑誌編集者として非常に読み応えのありかといって読みづらい部分もない非常に素晴らしい内容となっております。
バイクパッキングBOOKとの違い
皆さん気になるであろう話題ですが、バイクパッキングがテーマの書籍が以前に発売されています。
それは日本国内でのバイクパッキング第一人者である北澤肯氏の書籍であるバイクパッキングBOOKですね。。
共通のバイクパッキングがテーマの両書籍ですが果たして違いがあるのか?ということです。
読んでみた個人的な感想としていえば
バイクパッキングBOOKはアメリカから発生したオーソドックスなバイクパッキングスタイルに対して
バイクパッキング入門はより日本国内に対応した内容となっている感じですね。
バイクパッキングBOOKはMTBメイン、バイクパッキング入門はロードバイクメインのバイクパッキングスタイルでの記事となっております。
MTB主体ならバイクパッキングBOOK、オンロードメインならバイクパッキング入門の方を購入しておけば間違いないですし両方読んでも非常に参考になると私は思います。
バイクパッキング入門は日本国内に対応したバイクパッキングスタイルが特徴
バイクパッキング入門最大の特徴として前述の通り日本国内に対応したオンロードでのバイクパッキングが特徴です。
海外で主流のMTBを使って山奥にトリップするバイクパッキングとは違いロードバイクを使いコンビニやスーパーで食料を補給するスタイルが特徴となっております。
また、百均なんかに置いてある固形燃料を使った自炊やツェルトを使ったテント設営など安価で初心者のお財布にも優しい内容となっております。
高級なアウトドアグッズを使わずともバイクパッキングができるという非常に初心者や若者にもバイクパッキングの可能性を示してくれる内容となっております。
また、バイクパッキングに必需品とも言われているフレームバッグに否定的な考えをしていたりと独自の理論なんかも考えさせてくれますね。
楽しさが伝わってくる入門書
何より思ったのがこの書籍を読んで「楽しそう!」「やってみたい!」そう思える魅力的な写真や文章が多く
自転車ツーリングにいくモチベーションをあげてくれる一冊であると思います。
私が思うにバイクパッキングの魅力はツーリング用自転車やパニアバッグを用意しなくともキャンプツーリングができる手軽さが魅力だと思います。
その魅力を存分に表現し、新しい自転車ツーリングの可能性を示してくれたのがこのバイクパッキング入門だと思います。
そんな訳でこの書籍をオススメします。
じゃ、それじゃ