手頃な価格の本格派topeak FrontLoaderレビュー
2020/11/08
手頃な価格の本格派topeak FrontLoaderレビューです。
さて今回紹介するのはtopeakのフロントローダーです。
こちらの商品は台湾の自転車パーツメーカーであるtopeakのバイクパッキング用フロントバッグです。
topeakはコストパフォーマンスの高い商品をリリースしていますがやはりバイクパッキング関連の商品でも¥7,700 + 税というお手頃な価格でリリースしてきました。
まずは商品内容の紹介
意外だったのはこちらの商品、通販で購入したのですがしっかりとした箱に収納されていたことです。
特に性能には関係ないのですがこういった商品は裸での販売が多いのでこれは意外でした。
入っている商品はこんな感じです。
本体のハーネス
ハンドルバーとハーネス部分のスペーサーとなるスポンジ
本体がダラっと垂れ下がらなくする固定用のストラップ
追加でマットやシュラフなんかをくくりつけるためのハーネス
ドライバッグ
となっております。
ちなみに耐荷重は5kgまでとなっています。
説明書はイラストメインのシンプルな感じです。
かといって分かり辛いという感じではなくさすがtopeakと言う所ですね。
取り付け方法
取り付け方法は非常に簡単で
スポンジのスペーサーをつけたハーネスをハンドルバーに取り付けてベルクロのストラップで固定します。
ソレをさらにバックルつきのストラップでぐるっと固定してぐっと締め上げる構造です。
かなりしっかりと固定されているので走行中に外れるという事はなさそうです。
フロントローダー用のドライバッグは若干薄めの素材で少し心配ですが防水素材なので安心して使えます。
空気抜き用のバルブも搭載されていてドライバッグが空気でパンパンになることはありません。
と言う訳で荷物を入れて搭載した感じはこんな感じです。
更に付属のハーネスを使えばマットやシュラフなんかも追加で装着することが可能です。
大切なのはタイヤとハンドルのクリアランス
バイクパッキングにおいて絶対的に大切なのは防水でも耐久性でもなく一番に大事な部分はタイヤとハンドルのクリアランスです。
この部分が駄目だとまともなツーリングができません。
正直それをしっかりとメーカーやお店は説明すべきだと思います。
タイヤとハンドルバーバッグ部分のクリアランスと
これはドロップハンドルに限定されるのですが、ドロップハンドルのブレーキレバー部分とハンドルバーバッグが干渉しないかも重要です。
この部分にスキマが存在しないと上手くブレーキレバーが握り込めなかったりシフトチェンジに影響が出たりします。
多くのバイクパッキング用のフロントバーバッグはストレートハンドル用の設計の物が多いのでこの部分のクリアランスについて考慮していない商品が多すぎます。
ここらへんもしっかりとメーカーやお店が説明すべきだと私は思います。
総評としては非常に良く出来ています。
後発のバイクパッキンググッズとしては値段の割によく出来ていた作りだと思います。
若干全体的な素材の薄さは気になりますがオンロードでの使用なら特に問題はないと思います。
ちなみに個人的な意見ですがバイクパッキングは基本的にはMTBメインで使うことを想定している商品が多いです。
そのためにドロップハンドルの自転車に装着することを想定していない商品が非常に多い。
なので上手く取り付けできなかったりタイヤやハンドルと干渉したりする商品も存在します。
なのでメーカーやお店側はそういった部分をしっかりと説明して欲しいなーと非常に思いますね。
じゃ、それじゃ